読者の方からいただいたお便り
読者の方からいただいたメールです。サイトへの掲載をご相談したところ、「自分の体験が生かせるなら」といって快諾していただきました。
家族や友達に話しても理解してもらえない。そんな苦しみを抱えてきたあいさん(仮名)。長い間辛い思いをしてきたこと、でも、それでも克服に向かって前を向こうとされています。
あいさん(仮名)は自分がこれはと思ったことをメモ帳に書き、それを日々の暮らしの中で実践されているのだそうです。
そして、「毎日の一秒一秒が自分のための治療なんだ、訓練なんだ」と思って毎日自分と向き合っているとメールしてくれました。
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こんにちは。
私は現在高校1年生の女子です。
私は今日このサイトを見るまで、ずっと他者視線恐怖症に苦しみながら生きてきました。
小学4年生の夏休み、インターネットにすっかりはまってしまい、毎日パソコンパソコンパソコンで、すごい日は朝5時から夜8時までずーっと休憩なしにしていたこともありました。(ご飯も画面の前で食べる。)
パソコンに熱中していると、家族と話すことも急激に減り、口数も少なくなりました。
小学4年生の夏休み前までは男子とふざけ合ったり笑い合ったりしていたのに、夏休みが明けて学校へ行くと、急に無口になっていたんですから、それはもう皆はびっくりしたでしょうね。
私は思い出したくもないです。
その時から私の性格は一変、外見も力を入れなくなり、私は自分のことを「普通じゃない人」と思い込み、だんだん人の視線に意識がいくようになってしだいに恐怖さえ感じるようになってしまいました。
ご飯の時間のあの苦痛は、忘れられません。
いちいち自分の食べ方はおかしいんじゃないか、箸は口にどうやって持っていったら普通なんだろうか、これを食べるときはどのくらい口をあければいいんだろうか、見られているのではないか、おかしいんじゃないか、ってそればっかり意識してしまって・・・食べるどころではないし、緊張しまくりで苦しいばかりでした。
中学1年生になり、最初は明るく男子ともふざけ合ったりしていたのですがしだいに今までの自分が戻ってきて、暗くなってしまいました。
最初は頑張れても、だんだん疲れてしまって、仲良くなったはずなのに自分から背を向けて仲が微妙になる。自分は何をしてるんだろう、ってずっと苦しみました。
中学3年間で、私は自分が「考えすぎ」なのを知っていたため、考えないよう極力頑張ろうとしました、でもやっぱり考えてしまう。
部活は吹奏楽部に入り、人に指示を出すことが多くなりました。そこで少しは変われた、と思うのですが・・・部活仲間から聞いた話では、私の歩き方はまるで「ロボット」だった。
人が見てると思うと怖くて緊張して、歩き方もいちいち考えたからだと知っています。
・・・・と、まあ過去を思い出して、また少しばかり不安な気持ちが戻ってきちゃったのですが・・;;
貴方様のサイトに今日出会い、私は今までの不安な気持ちがすーっと消えていくようでした。
書いてある文字や文章ひとつひとつがまるで魔法のように、私の不安を砕いてくれました。特に心が晴れたのは、「普通の人なんていない」 という言葉。
私はいつも、「普通の人になりたい」「普通の人はいいよなあ、こんなことを悩まないから」「普通の人になれたらなあ」とか、ずっと「普通の人」になりたいと思っていました。
でも実際は、みんな同じ今を生きる人間なんですね。普通とか、存在しないんですね。
それを知ったとたん、涙が出そうになるほど嬉しくて・・・
私は「私」という、一人の人間なんだ、って・・・・。
私は高校生になり、友達ができました。
でも、その友達と話すときに、「恐怖心」が出てくることがあり、恐怖心を持ったとたん、話がスムーズに進まず、相手もつまらなそうに見えて私は嫌われちゃうんじゃないか、って相手の気持ちをただひたすらに考えてしまいました。
最近、ずっと「話すのは楽しい、って思い込もう」としているのですがそういかないときもあって・・・。
私の行く高校に、今まで仲良かった友達が誰一人おらず、完全に一人だけで新しい環境に挑んでいるので、不安でいっぱいでもういやだ!ってなってたんですが、貴方様の「相手に好意を持つ」ことをしてみようと思います。
・・・さっきすっきりしたはずなのに、過去のことを思い出しちゃって・・
自分は、自分は・・って色々考えてしまい、まだ不安定なのですが性格を変える方法「ありがとう」「ツイてる!」っていう方法ことも知りましたし、毎日少しずつ少しずつ、安定させたいです。頑張ります。
このサイトに出会えてよかった。
本当に、ありがとうございました。
今まで、私のことは異常で、家族にも友達にも話しても通じなくておかしいだけの人なんだって思って苦しんでいましたが私だけじゃない、相談できる人もいるんだ、って知って・・・分かって・・とにかく感謝の気持ちでいっぱいいっぱいです、本当に感謝の気持ちがあふれて・・・
「ありがとう」の一言につきます。
本当に・・・・本当に、ありがとうございました。
貴方様は私を救ってくださった救世主様です・・!!
私にも、手を差し伸べてくださる方がいたなんて。嬉しくて嬉しくて。。
ありがとうございました!
本当に、ありがとうございました!
何回も言いますが、このサイトに出会えて、貴方様に出会えて、本当によかったです。
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温かいご感想をありがとうございました。